半円グラフを作ろう
サッカーワールドカップ、クロアチア戦が引き分けになり、決勝進出が難しくなってしまいました・・・。そんな中、気を取り直して今日はエクセルのグラフの話をします。
ご存知のようにエクセルではさまざまなグラフを作れます。今日は、ちょっと遊び心を出して、新聞の世論調査などでときどき見かける「半円グラフ」を作ってみませんか? 円グラフを何度か作った経験があれば、その応用で作成できます。少し手順が長いですが、チャレンジしてみてください。
まずはグラフにしたい数値を表に入力し、さらに合計を求めます。次に、その合計欄までを元データとして選択してから、普通に円グラフを作成しておきます。円グラフでは、凡例を非表示にして、数値や項目などのラベルをグラフの近くに表示するとそれらしくなります。作成した円グラフを右クリックし、「データ系列の書式設定」を選びます。
表示される上の画面で、「オプション」タブを選び、「グラフの基線位置」を「270」度に設定して「OK」ボタンをクリックします。
これでグラフが回転しますね。続けて、下半分に表示された「合計」の上で2回クリックし、「合計」の要素だけを選択したら、さらに右クリックして「データ要素の書式設定」を選択します。表示されるダイアログボックスで「パターン」タブを選び、「輪郭」「領域」の両方を「なし」に変更して、「OK」ボタンを押します。
円グラフの下半分が透明になり、見えなくなります。残った「合計」ラベルを削除するには、ラベルの上で2回クリックしてラベルを選択してから「Delete」キーを押します。これで半円グラフの完成です。
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