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2006年7月25日 (火)

ファイルから個人情報を消したい

皆さんはファイルのプロパティに注意を払ったことがありますか?
「プロパティ」とは、ファイルアイコンを右クリックして「プロパティ」を選ぶと表示される画面のことです。サイズや保存場所などを確認するときに開きますね。また「概要」タブで「詳細設定」ボタンをクリックすると、さらに詳細なプロパティが表示され、ファイル作成者のほか会社名などが表示されます。

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ところが、エクセルやワードで作成したファイルを外部に渡す際、作成者や会社名を伏せておきたい場合はないでしょうか。そんな場合は、この「プロパティ」画面を開き、「作成者」や「会社名」の欄を2回クリックすれば、「Del」キーで削除できます。
ただし、中には「前回保存者」のように、ユーザーが手動で削除できないプロパティもあります。つまり、最後に編集したユーザー名がここに残ってしまうので、「作成者」だけを削除しても意味がなくなってしまうわけです。

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このような場合に個人情報を完全に削除するには、まず対象となるファイルを開いておき、「ツール」→「オプション」を選びます。次に、「セキュリティ」タブで、「保存時にファイルのプロパティから個人情報を削除する」にチェックを入れます。

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これで、「前回保存者」も含めて作成者や会社名が一切表示されなくなります。
ここではワードの画面で説明しましたが、エクセルでも設定方法は全く同じです。ただし、残念ながらバージョン2000のワードやエクセルでは設定できません。なお、この設定はファイル単位で行う必要がありますので注意してくださいね。

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