計算式をそのままにしてデータだけを削除したい
もう来年の手帳に予定が書き込まれるようになりました。言うまいと思うのですが、1年が経つのが本当に早いです(^_^.)。
Excelで予算や売上、あるいは家計などを管理している人は、月末、年末、年度末などの節目になると、古いデータを削除して新たに入力できるように入力フォームを整えることと思います。そんなとき、セルに設定した数式をうまく除外して入力データだけを削除する方法を知っておくと便利ですね。さっそく見てみましょう。
このような表から数式を消さずに入力データだけを削除するには、まずざっくりとセル範囲を選択しておきます(①)。次に、「編集」メニューから「ジャンプ」を選びます(②)。表示されるダイアログボックスで「セル選択」ボタンをクリックします(③)。
「選択オプション」ダイアログボックスが表示されます。ここで「定数」を選びます。「定数」というのは、数式の結果表示されたデータではなく、直接入力したデータのことです。選択されたセル範囲に文字データやエラー値が含まれる場合は、さらに、下のチェックボックスで「数値」以外のチェックを外しておきましょう。ここでは、最初から数値だけが入力されたセルを選択したのでその必要はありません。
「OK」ボタンをクリックすると、最初に選択していたセル範囲から数式以外のデータが入力されたセルだけが選択しなおされました。この状態で[Delete]キーを押せば、入力値だけを削除できますね。
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