スライドテキストの末尾が揃わない
特に、スライドに「MSPゴシック」などプロポーショナルフォント(フォント名に「P」の付くフォントのこと)を使っている場合は、文字によって字幅が異なるため、プレースホルダに入力した文章の末尾が出たり引っ込んだりして揃わなくなってしまいます。こんなときは、段落の配置に「両端揃え」を指定すれば、これをピシッと揃えることができます。今日その方法を紹介しましょう。
手順は簡単です。配置を揃えたい段落内をクリックしてカーソルを移動しておき、「書式」メニューから「配置」→「両端揃え」を選ぶだけ。これで右端の位置が縦一直線に並んだのがおわかりでしょうか? 複数行にわたる段落の配置に「両端揃え」を設定すると、左右のインデント位置に文字の端が正確に揃うように文字間隔が調整されます。
ちなみに「両端揃え」と混同しやすい配置に「均等割り付け」がありますが、これは段落内の文字列を左右の余白に揃えて均等に配置する設定です。ためしに、ツールバーの段落内にカーソルがある状態で「均等割り付け」ボタンをクリックすると、上の画面のように、行の途中までしか文字が入力されていない行まで両脇に広がってしまいます。
見た目の印象がプレゼンの出来不出来を大きく左右するとなれば、スライドを仕上げるときにはレイアウトの隅々にまで気を配りたいもの。そのテクニックの1つとして覚えておいてはいかがでしょうか?!
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