現在、選ばれてるタブがどれかがわかりづらい
前回「シニア割引パック」の話をしましたが、ゴールデンウィークに帰省したとき、まったくのOffice初心者である実家の母にExcelの使い方を教えていたら、どのタブが選択されているかがわかりづらいと言われてしまいました。
Office 2007のリボンでは、よく使うボタンは大きく表示され、絵だけでなく文字での説明が追加されたりと、初心者にやさしい配慮がなされました。ところが意外なところに盲点があるようですね。
言われてみると、リボンでボタンの上にマウスポインタを合わせると、はっきりとオレンジに反転されるので、どのボタンが選ばれているのかはひと目でわかるのですが、タブのほうはどうかというと、マウスポインタを合わせてもほのかに輪郭が光る程度。年配者にとっては、現在どのタブが一番手前に表示されているのか、いまいちわかりづらいかもしれません。
Office2007では、インターネットのポータルサイトなどと同様にウィンドウ各部の配色を変更できるようになりました。そこでこんなときは、画面の配色をコントラストの強いものに変えてみましょう。
ExcelやWord、PowerPointなどの画面で左上の「Microsoft Office」ボタン(丸いボタン)をクリックし、「Excel(Word、PowerPoint)のオプション」を選びます。オプションの設定画面が開いたら、左の欄で「基本設定」を選び、「配色」を「黒」に変更します。
配色が黒になると、初期設定の青よりもコントラストがはっきりしますね。選択中のタブがどれなのか、これならはっきりとわかります。「銀色」も試してみましたが、こちらは青と大差ないようです。
なお、配色はWord、Excel、PowerPoint、Outlookなど一連のOfficeソフトで共通設定になるので、いずれかのソフトで配色を変更すれば、他のOfficeソフトでも連動して変わります。ソフト別に何度も設定する必要はありません。
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