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2007年7月11日 (水)

PowerPointのグラフがExcelと同じに!

プレゼン資料で必ずと言っていいほどお目にかかるグラフ。数値を視覚的に見せられるため、グラフの活用度はPowerPointでもかなり高いと言えます。2007になって、このPowerPointのグラフ機能が改善されているのでご紹介しましょう。

従来のPowerPointでは、「挿入」メニューから「グラフ」を選ぶと、Microsoft Graphという付属のソフトが起動し、Excelのワークシートに見立てた「データシート」とサンプルの集合縦棒グラフが現れます。ご存知のとおり、このデータシートに数値を入力し、サンプルグラフをカスタマイズしてグラフを作成するという手順でした。
ところが、このMicrosoft Graphのデータシートは、オートフィルが使えないなど入力の使い勝手があまりよくありません。また、最初に集合縦棒グラフが強制的に表示されてしまうこともあり、使いづらいと敬遠していた方も多いのではないでしょうか?

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PewerPoint2007では、Excel2007がインストールされていれば、Excelと同一のグラフ機能を使えるようになりました。グラフの挿入を指定すると、まず、グラフの種類を選ぶ画面が出てきます。最初から希望の種類のグラフを作成できるわけです。

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グラフの種類を選ぶと、画面が2分割され、右にExcelのワークシート画面が表示されます。もちろんオートフィルも使えます。ここに数値を入力すると、左のPowerPoint画面に反映されるのはこれまでと同じです。
PowerPointのウィンドウを見てください。グラフがアクティブになっていると、リボンに「グラフツール」の3つのタブが表示されます。「デザイン」「レイアウト」「書式」のタブは、Excelでグラフを作成するときに使用するものと同じ。これならExcelとまったく同じ操作でグラフを作成できます。
なお、Excel2007がインストールされていない環境では、今までと同様にMicrosoft Graphが起動します。PowerPoint2007だけを単体で使っている方はご注意くださいね。

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