エクセル・ワードの使い方なら

TOP > aotenブログ > 木村幸子の知って得するマイクロソフトオフィスの話

« 空白ページを簡単に挿入できる | トップページ | データバーの長さが数字と合わない!? »

2008年1月30日 (水)

別のパソコンでも単語登録した語句を使いたい(1)

長い単語をすばやく入力するのに欠かせないのが単語登録ですね。たとえば「株式会社オデッセイコミュニケーションズ」という長い会社名も単語登録しておけば、「@お」のような短い読みを打つだけで入力できるようになります。

単語登録をすると、そのパソコンの「ユーザー辞書」と呼ばれるファイルに情報が記録されます。ところが今では、会社のパソコンと自宅のパソコンなど、仕事でプライベートで、複数のパソコンを使い分けている方が大勢いらっしゃいます。
普段使っているパソコンに登録した単語は、当然、別のパソコンで同じ読みを入力しても変換してくれません。家のパソコンで仕事の続きをしていてこれで不便な思いをしたことはないでしょうか?

こんなときは、日本語入力ソフト(IME)に単語登録したデータを家のパソコンのIMEにもコピーしておけば、両方のパソコンで同じように変換できます。そこで今日は、単語登録した情報をテキストファイルで別のパソコンにコピーする方法をご紹介します。少し手順が長いので、2回に分けて説明します。

●単語登録された情報をテキストファイルで保存
1

まず、メインで使っているパソコンに登録された単語を、マイドキュメントなどに保存しましょう。
IMEツールバー(言語バー)の「プロパティ」ボタンをクリックし、表示されるメニューから「辞書ツール」をクリックします。

2_2

「辞書ツール」の画面が開き、これまでに登録した単語がリストアップされますね。「ツール」メニューの「一覧の出力」をクリックします。

3

保存先のフォルダに「マイドキュメント」などわかりやすい場所を選びます。ファイル名には「output1」という名前が付いていますが、これは好きなファイル名に変更してもかまいません。「保存」ボタンを押すと、単語登録した読みや語句の情報が出力されます。

8

出力されたファイルは拡張子txtのファイルなので、メモ帳などで開いて中身を確認することも可能です。実際に開いてみると、ちょうどこんなふうに読みと単語、品詞の種類などの情報が並んでいます。
続けて次回、別のパソコンにこの情報を取り込んでみましょう!

コメント

この記事へのコメントは終了しました。




オデッセイが実施・
運営する資格試験

  • マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)
  • ビジネス統計スペシャリスト
  • MTA(マイクロソフト テクノロジー アソシエイト)
  • IC3(アイシースリー)
  • VBAエキスパート
  • アドビ認定アソシエイト(ACA)
  • コンタクトセンター検定試験
  • Rails技術者認定試験
  • リユース検定
  • 統計検定