表の数字を読み合わせして確認したい
作成した書類に間違いがないかどうかを確認するには、よく隣の人と向かい合って読み合わせを行いますよね。
Excelで作った表でも、桁の大きな数字がセルに間違いなく入力されているかどうかを確認するには、やはり読み合わせが便利でしょう。スピーカーが装備されたパソコンなら、Excelの「セルの読み上げ」機能を使うと自分一人だけでも読み合わせができます。少々寂しい気もしますが、私も書籍の表原稿を突き合わせチェックするときなどにときどき利用しています。地味ながらも便利な機能なのでご紹介します! ただし、Excel2000では利用できません。
「セルの読み上げ」機能を使うには、まず「表示」メニューから「ツールバー」→「読み上げ」と選択して、ツールバーを表示します。
「読み上げ」ツールバーが表示されたら、読み合わせを開始したいセルを選択し、「セルの読み上げ」ボタンをクリックします。これでセルの内容がコンピュータの音声で順次音読されます。数字のほか、日本語やアルファベットなどの文字も音読してくれます。
このツールバーのボタンを使うと、音読する方向を行/列単位で指定したり、「Enter」キーを押したら音読がはじまるようにすることもできます。
ただし、セルの読み上げ機能は標準の機能ではないため、ExcelやOfficeのインストール方法によっては、追加インストールを求められる場合もあります。「追加インストールが必要です」というメッセージ画面が表示されたら、指示にしたがって、機能をパソコンに追加してください。
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