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2008年4月24日 (木)

フィルタに設定された抽出条件をすばやく確認したい

Excel2007では、オートフィルタ機能が今までよりも使いやすくなったことはこちらの記事でも紹介したとおりです。なお、2007では「フィルタ」に名前が変わりました。

通常、表にフィルタを実行したままファイルを保存すると、そのファイルを再度開いたときには、言うまでもなく表が抽出された状態で表示されます。ところが、他の人が抽出を実行した表だったりすると、どういう基準で抽出されているのかがぱっと見ただけではわからないこともあります。ファイルを開いたときに、抽出された表を見て戸惑った経験はないでしょうか。

こんなとき、従来のExcelでは、青色で表示された▼部分をクリックして、「(オプション)」を選ばないと、抽出条件を確認できませんでした。これが、Excel2007では、次のように改善されています。

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まず、フィルタを実行した基準となった列では、フィルタ矢印の絵柄が変わります。以前のバージョンでは、▼の色が青く変わるだけでしたが、これなら一目でどの列で抽出を実行したのかわかります。

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次に、絵柄が変わった矢印にマウスポインタを近づけてみてください。抽出条件の内容がポップヒントで表示されますね。瞬時に・・・とまでは言いませんが、あちこちクリックしなくても確認できるようになりました。

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また、絵柄に↑や↓などの矢印が表示される場合は、並べ替えが指定されていることを示します。これも以前のバージョンに比べて、分かりやすくなりました。

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