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2008年6月 3日 (火)

複雑に折れ曲がった矢印を描きたい

文書に簡単な図を入れたいときに便利なのが「図形描画」機能です。ところで、折れ曲がった矢印を描くとき、皆さんはどうしていますか?

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「図形描画」ツールバーにある「直線」や「矢印」ボタンを使って何本も線を引き、それを組み合わせて描いている人をよく見かけますが、これでは描いた図形が1本の線として扱われないため、移動やコピーをする際にばらばらになってしまう危険があります。今日は折れ曲がった矢印を1つの図形として描く方法をご紹介しましょう。

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まず、図形描画ツールバーが画面下に表示されているかどうかを確認してください。表示されていない場合は、「標準」ツールバーの「図形描画」ボタンをクリックすれば表示されます。
次に、「オートシェイプ」→「線」の順にクリックし、「フリーフォーム」をクリックします。フリーフォームとは、多角形や自由曲線を描くときに使うボタンです。続けて、始点となる位置でクリックしましょう。

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矢印の形を思い描きながら曲がり角の位置でクリックすると、その位置で線を方向転換できます。このとき、「Shift」キーを押しながらクリックすると、垂直、水平方向にまっすぐな線が引けます。矢印の終点に来たら、ダブルクリックすれば、折れ曲がった直線が完成です。

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最後に、線の先を矢印の形にしましょう。図形を選択してから右クリックし、表示されるショートカットメニューから「オートシェイプの書式設定」を選びます。

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「オートシェイプの書式設定」ダイアログボックスが開いたら、「色と線」タブの「矢印」にある「終点のスタイル」から矢印の形状を選択してください。「OK」ボタンを押せば完成。直線の先が矢印に変わります。
下の「ダビング10」に伸びる矢印も同様にして描けますが、実はこれ、もっと楽をする方法があるのです。それは次回ご紹介しましょう。

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