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2008年7月31日 (木)

数式バーで編集中にホイールボタンでスクロールができない

画面のスクロールにマウスのホイールボタンを利用している方は多いことと思います。特にExcelで広範囲にわたる表を編集するときには、スクロールバーをドラッグして画面を行き来するよりもすばやく効率的に操作できますね。

1_2

ところが、Excel2007になって、数式バーで数式などを編集しているときは、ホイールボタンを使ってシートをスクロールできなくなりました。
これは、ホイールボタンが動作しないわけではありません。数式バーにカーソルがあると、シート上ではなく、数式バーの中でスクロールが働いてしまうことが原因です。

2_2

ためしに長めのデータが入力されたセルで数式バーをクリックし、ホイールボタンを動かしてみてください。数式バーの中で、入力内容が上下にスクロールされることがわかりますね。
1行ですべて表示されてしまう短いデータでは、このような変化がないのでこの仕様に気づきにくいものです。

Excel2007では、長いデータを入力しても、数式バーがシートの上にぶら下がることがなくなりました。かわりに数式バー内でスクロールしてデータを末尾まで確認できるように仕様が変更されています。

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数式の編集とホイールボタンを使ったスクロールを同時に利用したい場合は、「F2」キーを押してセル内で数式を編集すればよいでしょう。これなら、カーソルが数式バーに移動しないので、数式の編集中であっても、今までのバージョンどおりホイールボタンを使って画面をスクロールできます。

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