行や列をたった1回のドラッグで削除する
パソコン操作の記事を書いていると、1回クリックするだけでOKな操作を紹介するときによく「ワンクリック」と書きます。それならドラッグを1回だけで済む操作のことはさしずめ「ワンドラッグ」でしょうか。うーん、でもこれはあまり聞いたことがありませんね。
さて、今日は、Excelで行や列を「ワンドラッグ」で削除する方法をご紹介します。
Excel2007の画面でお見せしますが、2003でも同様に操作できます。また、列の場合もこれと同様の操作になります。
行番号をドラッグして削除したい行を選択したら、行番号とA列の境界をよく見てください。選択範囲の下に小さな■がありますね。次に、ここにマウスポインタを合わせたら、[Shift]キーを押しながら上へドラッグしてください。
これで、選択していた行が削除されました。なお、ドラッグ操作は、選択範囲内の最初の行(この例では5行目の「30代」)までにとどめておきましょう。ドラッグの位置が選択範囲を突き抜けてしまうと、行は削除されないので注意が必要です。
行や列を削除するには、行や列を選択してから、右クリックをして「削除」を選ぶ方法が一般的ですが、こちらのほうが、右クリックしなくて済む分スピードアップにつながります。行や列の削除を何度も繰り返さなければならない場面でぜひ試してみてください。
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