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2009年2月24日 (火)

3D円グラフで目立たせたい要素を手前に表示したい

グラフを報告や発表の資料に使う場合、導き出したい結論にうまくつながるように特定の系列や要素を強調したいことがあります。図のような3D効果のついた円グラフの場合は、正面にある要素にまず目が行きます。そこで、円グラフを回転させて、注目させたい要素を一番手前に移動する方法を知っておきましょう。

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ここでは、ピンクの要素「1,000円以上10,000未満」を手前に移動します。円グラフのいずれかの部分をクリックしたら、「グラフ」ツールバーの「データ系列の書式設定」ボタンをクリックします。

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「データ系列の書式設定」画面が開いたら、「オプション」タブをクリックします。「グラフの基線位置」右のスピンボタン(△や▽の部分)をカチカチとクリックすると、クリックするたびに10度ずつ円グラフが回転します。下のプレビュー画面に回転する様子が表示されるので、ピンクの要素がちょうど正面に来るまでクリックを繰り返しましょう。
なお、「グラフの基線位置」には、直接角度を数値で入力することもできますが、その場合は、プレビュー画面に結果が表示されません。ちょうど正面に来る角度を探すには、面倒でもボタンをクリックして、少しずつ回転するほうが確実です。

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ピンクの要素が正面に表示されました。手前の要素に一番視線が集中するので、これで「1,000円以上10,000未満」の要素に注目を集めることができますね。

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