ここでは金額の合計をオートカルクで調べてみましょう。
まず合計を求めたいセルをドラッグして選択します。続いて、ステータスバーで右クリックすると、「平均」「データの個数」「数値の個数」「最大値」「最小値」「合計」の6種類の集計方法が表示されます。この一覧から「合計」をクリックします。



これで、ステータスバーに合計金額が表示されます。
オートカルクの設定はファイル単位ではなく、Excel全体に有効になります。したがって、いったん「合計」を指定しておけば、その後、別のファイルを開いたときも、数値が入力されたセルをドラッグするだけで、ステータスバーにそれらのセルの合計が表示されるようになります。
集計の方法を変更するには、再度同じ手順で別の集計方法を選ぶとよいでしょう。「なし」を選ぶと、ステータスバーに集計値が表示されなくなります。

なお、バージョン2003までのExcelでは集計方法は1つしか選べませんが、Excel2007では、「合計」と「平均」と「最大値」のように、複数の集計方法を表示できるようになりました。これについては、こちらの記事を参照してください。