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2009年4月28日 (火)

宛名の後ろに「様」や「御中」を自動で表示したい

Excelで作った請求書や納品書を目にする機会は多いですね。Office OnlineでもExcelで利用できる多数の帳票テンプレートが無料で提供されていますが、自分でレイアウトを作って帳票を発行している方も多いことと思います。

この場合、いったん請求書などのレイアウトを作っておき、必要に応じて宛先となる会社名や請求内容を書き換えて使いまわすのが一般的です。
頻繁に書類を発行する場合は、宛先の後ろに「様」や「御中」などの敬称が自動で表示されるようにしておくと効率アップにつながります。今日はその方法を紹介します。

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それには、まず、宛先を入力するセルの上で右クリックして「セルの書式設定」を選択します。ここでは結果が分かりやすいように宛先となる会社名をあらかじめ入力していますが、入力前の空白セルでも同じように設定することは可能です。

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「セルの書式設定」ダイアログボックスが開いたら、「表示形式」タブを選択し、「分類」から「ユーザー定義」を選びます。次に、右の「種類」欄に半角の「@」に続けて自動表示させたい「様」や「御中」などの敬称を入力します。このとき「@」は必ず半角にすること。なお、宛先と敬称の間を空けたい場合は、画面のように「@」の後ろに空白を1つ入力し、「@ 御中」のように入力しましょう。

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「OK」ボタンをクリックすれば設定完了です。これで、以後、このセルには会社名を入力するだけでその末尾に「御中」が自動的に表示されるようになります。
ただし、入力するデータによって「御中」と「様」を自動で切り替えて表示することはできません。指定した敬称がそのままセルに表示されます。

毎回敬称を入力する手間が省け、付け忘れの心配もなくなります。ぜひお試しくださいね。

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