Wordで改行すると前の行の書式がそのまま残ってしまう
Wordでは、書式を変更してから文字入力を続けると、続きの部分にもその書式が引き継がれます。たとえば、文書のタイトルが目立つように段落を中央揃えにし、フォントサイズやフォントの種類も目立つものに変更してから改行してみましょう。すると、新しい行にも前の行と同じ書式が最初から設定されますね。
次の行にも同じ書式で文字を入力するならいいのですが、勝手にセンタリングされていたり、フォントサイズが最初から大きいのは困るといった声もよく耳にします。そこで、書式を一発で初期状態に戻すショートカットキーを知っておきましょう。
実際に操作してみましょう。行末でEnterキーを押したら、新しい行にカーソルがある状態で「Ctrl」+「Shift」+「N」キーを押します。
カーソルのある段落の書式がすべて解除され、Wordの初期設定に戻ります。これであとは普通に文字を入力すれば、Wordの初期設定である、両端揃え、10.5ポイント、MS明朝で画面に表示されます。入力後に書式を1つ1つ解除するのは面倒ですが、これなら一瞬ですべての書式をクリアできますね。ぜひ使ってみてください。
はじめまして
今vistaを使っています。XPのときは文章をべた打ちして最後に文字の装飾やレイアウトをしていましてが、タイトルをワードアートに変換すると今までは変換された文字は消えてなくなっていましたが、最後まで残るので削除しないといけません何か設定があるのでしょうか?教えていただけないでしょうか
投稿: けい子 | 2009年10月 6日 (火) 14時55分
>けい子さん
はじめまして。
ご質問の件、私も同じ操作を試してみましたが、Vista上のWord2007でも、WinXP上のWord2003でも、普通に入力したタイトルの文字を選択してからワードアートを挿入すると、選択した文字がワードアートになり、最初に入力しておいた文字はなくなりました。
けい子さんのおっしゃるように、Word2007上では、ワードアートに変換後も文字が残ってしまうといった現象は確認できませんでした。
ご質問の文章からはそれ以上の状況がわからないのですが、もう一度確認されてみてはいかがでしょうか?
投稿: 木村幸子 | 2009年10月 8日 (木) 10時42分