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2009年10月 6日 (火)

太字や斜体に続けて入力した文字が勝手に太字や斜体になってしまう

文章中で目立たせたい言葉がある場合、その部分を太字や斜体にすると効果的ですね。
ところが、文章を入力している途中で太字や斜体を設定すると、それに続けて文字を入力したときに、続きの部分にも勝手に太字や斜体が設定されてしまいます。これもよくご質問を受けるところです。

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前回の記事でも書きましたが、Wordでは、書式を変更してから入力を再開すると、その直前の文字と同じ書式が続きの部分にも自動的に設定されます。
そのため、文書を作るときに、先に文字をすべて入力してから書式を整えるやり方なら問題ないのですが、文字の入力と書式設定を同時に行っていると、勝手に設定された太字や斜体をいちいち解除しなくてはならず、煩わしい思いをさせられることがあります。

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こんなときは、太字や斜体を設定した文字の右をクリックし、「Ctrl」+「スペース」キーを押しましょう。

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その後、カーソル位置に文字を入力すると、追加した文字の書式は標準に戻り、太字や斜体は自動設定されなくなります。

「Ctrl」+「(スペース)」キーは、文字書式だけを一発で解除するショートカットキーです。太字や斜体のほか、フォントサイズやフォントの種類など他の文字書式の変更も元に戻ります。
これに対して、先週ご紹介した「Ctrl]+「Shift」+「N」キーは、段落書式も含めてすべての書式を初期設定の状態に戻すキーです。配置などの段落書式は変更せずに、文字書式だけを解除したい場合は、今回紹介した「Ctrl」+「(スペース)」キーを使いましょう。

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