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2010年2月10日 (水)

日付の入力とともに曜日を自動で表示したい

表に日付の欄を設ける場合は、曜日も合わせて表示させておくとわかりやすくなります。でもちょっと待ってください。こんなとき、皆さんは曜日をどのように入力していますか?
「3月1日は何曜日だっけ?」と、カレンダーなどを見て該当する曜日を調べ、それを手作業で入力していないでしょうか。これでは手間がかかりますし、うっかり違う曜日を入力してしまう可能性もあります。

実は、セルに日付を入力すると、その日付が相当する何曜の情報も同時にセルに格納されるのです。ただし、通常の状態では、曜日の情報は表示されません。そこで、セルの表示形式を変更して、日付に相当する曜日を表示させる方法をご紹介します。

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まずは、曜日欄のセルに、日付欄のセルを参照させる数式を入力します。
曜日を表示させたいセル(ここではB2セル)を選択して、「=A2」と入力しましょう。

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「Enter」キーを押すと、数式が確定し、A2セルの日付がそのままB2セルに表示されます。
次に表示形式を変更します。セルの上で右クリックをし、ショートカットメニューから「セルの書式設定」を選択しましょう。

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「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されたら、「表示形式」タブをクリックして、「分類」から「ユーザー定義」を選びます。「種類」の欄には「aaa」と半角で入力しましょう。これで、セルには「月」「火」・・・のように、曜日が1文字で表示されるようになります。指定が済んだら「OK」ボタンをクリックします。

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B2セルに、A2セルの日付に相当する曜日が表示されました。
あとは、オートフィル機能を使って、下のセルに数式と書式をコピーすれば完成です。これでA列の日付に相当する曜日が、B列にそれぞれ表示されるようになります。

なお、B列には数式を入力してあるので、A列の日付が変われば、表示される曜日も更新されます。したがって、月が変わったときは、A列の日付だけを変更すればいいわけです。曜日の欄はノータッチで最新状態になるので、表のフォームを使いまわしたいときにも便利です。

コメント

とても実践的なスキルをひとつ勉強させてもらいました!

私は、以前にスクールにても学習しましたが、本記事は、勉強になりました!

>JJさん
>M.Sさん
コメント有難うございました。この記事は人気があったようですね。
実は、私自身も、スクールの授業で毎回、紹介しているのですが、最後に日付を変更したときに曜日も連動して更新されると、「おお~っ!」という声が受講生さんから上がります。
これからもこんな「ちょっと目からウロコ技」をどんどんご紹介していきますね。

=today()と入力した後に、日を改めて
開くと入力した日が変わってしまいますよね。
新たに作成する場合には便利ですが、
後日いつ作成したのか分からなくなってしまいます。

新しく作成する時は=today()で、
それをフォルダーに入れた時点で
日付が変わらないようにするには、
どうしたらいいでしょうか。
教えてください。お願いします。

>あべよしあきさん
こんにちは。
たしかにtoday関数はファイルを開くたびにその時点の日付に更新されてしまいます。残念ながら、today関数で入力した日付をフォルダに入れた時点で固定にする方法は思い浮かびません。
そこで代替案をひとつご紹介します。現時点の日付を簡単に入力するには、セルを選び「Ctrl」キーを押しながら「;(セミコロン)」キーを押す方法もあります。これなら、入力された日付は固定になりますので、後日ファイルを開いても変更されることはありません。
こちらで日付を入力してはどうでしょうか?
ご参考になれば幸いです。

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