保存前に編集していた個所にすばやくカーソルを移動したい
今日は一風変わったWordのショートカットキーをご紹介します。
Wordでページ数の多い資料を作る機会が多い方に、特におススメです。
毎日の仕事や勉強の中では、昼休みや会議、授業をはさんで文書やレポートの作業をすることがありますね。
席を外す前には、いったん上書き保存をしてからWordを終了する方が多いことでしょう。ところが、再びWordで作業途中のファイルを開くと、カーソルは文書の先頭に戻ってしまいます。一瞬、どこを編集していたのかわからなくなってしまった経験はないでしょうか。
こんなときは、次のショートカットキーを試してみてください。
Wordを起動して、作業途中のファイルを開きます。このとき、カーソルは文書の先頭に表示されます。このあと、文字の入力やツールバー、メニューバーからの操作をする前に(ここがポイント!)、速やかに「Shift」キーを押しながら「F5」キーを押しましょう。
カーソルが、保存の直前に編集していた個所にジャンプします。これなら、すぐに作業の続きを始められますね。
なお、このショートカットキーの利用については、次の2点の注意事項があります。
ひとつは、キーを押すタイミングがファイルを開いた直後でないと効かないことです。
メニューを選んだり、ボタンをクリックしたり、文字を入力したりといった、何らかの操作をしてしまったあとでは、「Shift」+「F5」キーを押しても、カーソルは移動しません。
そしてもうひとつは、なぜかWord 2007では使えないのです。ただし、2007の次バージョンであるWord 2010では、ベータ版を見る限りでは、再び使えるようになったみたいです。
ただ、あくまでもベータ版で確認した現在の状況です。PCショップに並ぶ製品版になれば、また変化があるかもしれません。
長文での編集作業を日常的にする方は、ぜひ一度試してみてくださいね。
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