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2010年7月20日 (火)

Excel2007で計算式をそのままにして、データだけを削除したい

Excelでは一度作成した表の内容だけを書き換えて、フォームをそのまま使い回すことはよくあります。ところが古い数字を削除するときは要注意です。数字だけを削除したかったのに、うっかり計算式も一緒にまっさらに戻してしまった経験はないでしょうか。

小さな表でしたら、目で確認しながらセルを選択すればいいわけですが、小計欄が複雑に入り込んだ大きな集計表ではそうもいきませんね。こんなときは安全のため、Excelの「セル選択」という機能を利用しましょう。
なお、この記事ではExcel 2007および2010での操作を紹介しています。2003をお使いの方はこちらをご覧ください。下の関連記事のリンクからでもジャンプできます。

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まず、消したい数値が入力されたセル範囲をざっくりとドラッグして選択しておきます。次に、「ホーム」タブの「編集」グループにある「検索と選択」をクリックすると、選択したセル範囲の中から、特定の内容が入力されたセルだけを選び直すことができます。文字や数値が入力されたセルを選ぶには「定数」を選択します。

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すると、反転表示されたセル範囲が変わります。これは、あらかじめ選択しておいたセル範囲から、数式が入力されたセルが除外されたためです。ここでDeleteキーを押しましょう。

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書き変えたい数値データだけが削除されました。数式はそのまま残っているため、合計欄にはゼロが表示されていますね。なお、J列の割合は、除算に使っているI列の合計値がゼロになったため、一時的にエラーになりますが問題ありません。セルに新たな数値データを入力して合計が算出されれば、元のように割合も表示されます。

<関連記事>
計算式をそのままにして、データだけを削除したい(Excel2003)
http://ciao.aoten.jp/ciao/2006/12/post-88de.html#more

コメント

説明が明確でわかりやすく、還暦過ぎたおばさんの私にも素晴らしく良く理解出来ました。本当に感謝です。ありがとうございました。

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