シート数が多すぎてドラッグして移動やコピーをするのが難しい
Excelでは、シートを移動するときに、シート見出しをドラッグして並べ替えるのが一般的です。ところが、シート数の多いファイルになるとこのドラッグ操作がしづらくなります。特に端から端まで移動するような場合になると大変ですね。
こんなときは、ショートカットメニューから移動先を選ぶ方法を使うと、楽に操作できます。
さっそく操作をご紹介します。
移動やコピーの対象となるシートのシート見出しの上で右クリックし、表示されるショートカットメニューから「移動またはコピー」を選択します。
「シートの移動またはコピー」ダイアログボックスが開きます。
ここで、移動先に当たるシートの名前を選択します。最初に選んでおいたシートは、ここで選択したシートの手前に挿入されるわけです。ちなみに、シートの最後尾に移動したい場合は、「(末尾へ移動)」を選びます。なお、「コピーを作成する」にチェックを入れると、移動ではなくコピーになります。
「OK」ボタンをクリックすると、シートの移動やコピーが完了します。
ドラッグ操作を使わないため、シート数が多い場合や、複数のアプリケーションを起動していてExcelのウィンドウサイズが小さい場合などにも便利な方法です。ぜひご利用ください。
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