「1」「3」「5」・・・のような飛び飛びの連番をすばやく入力したい
Excelの表で「1」「2」「3」・・・のような連続番号を入力するには、前回の記事でご紹介したようにオートフィル機能が便利です。では、連番の番号に一定間隔で空きがある場合はどうでしょう?
たとえば、下図のような、データを左右2列に分けて入力する表が当てはまります。
この表では、連番の列も2列あります。A列には「1」「3」「5」・・・、C列には「2」「4」「6」・・・と1つ飛ばしで数字が入るわけですね。こういう場合はもはや手入力しかないのでしょうか。
いいえ、大丈夫です。この場合もオートフィル機能が使えます。
ただ、少し手順が変わります。実際にA列に「1」「3」「5」・・・と入力する操作でご紹介しましょう。
まず、最初の2件の数字を手入力します。ここでは、A2セルに「1」、A3セルに「3」と入力しておきます。次に、A2からA3までのセル範囲を選択してから、右下角のフィルハンドルにマウスポインタを合わせ、下にドラッグします。
このように操作すると、続きのセルには、「5」「7」「9」・・・と飛び飛びの連番が入力されます。C列でも、同様に操作すれば「2」「4」「6」・・・と偶数のみの連番を入力できます。
ポイントはオートフィルを実行する際、先頭のセルを2つ選択しておくことにあります。そうすると、Excel内部では、2つのセルに入力された数値の差が求められ、差分を増やしてゆく連続番号が自動で入力されます。ここでは最初に「1」と「3」が入力されたセルを選択してからオートフィルを実行したので、差分である「2」ずつ増える連番が入力されたわけですね。
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