オリジナルの段落番号を振りたい
Word文書では、番号を付けて列挙したい項目に「段落番号」の書式を設定します。「ホーム」タブの「段落」グループにある「段落番号」ボタンからは「1.」「2.」「3.」や「①」「②」「③」のような様々な形式の番号書式を選ぶことができますね。
設定できるのは何もここの選択肢にあるものばかりではありません。たとえば「案1」とか「其の一」など、あまり使用されない形式の段落番号もちゃんと設定できるのです。そこで今日はそんなオリジナルの段落番号を作成する方法をご紹介します。
ここでは、「Point 1」「Point 2」「Point 3」という形式の段落番号を作成してみましょう。
文書中で段落番号を設定したい部分を選択しておき、「ホーム」タブの「段落」グループにある「段落番号」の▼をクリックし、「新しい番号書式の定義」を選択します。
(2003の場合は、「書式」メニューから「箇条書きと段落番号」を選択し、開く「箇条書きと段落番号」ダイアログボックスで段落番号の書式を選択してから「変更」ボタンをクリックします)
「新しい番号書式の定義」ダイアログボックスで、「番号書式」欄の内容を変更します。
なお、この欄では、網掛けが設定された部分が、段落ごとに連番が自動で表示される部分になり、この網掛け部分の前後には、共通で表示する文字や記号を自由に入力できるようになっています。
さっそくやってみましょう。この例では、番号の左に「Point」と表示させるため、網掛け数字の左に「Point」と入力すればいいわけですね。
なお、「番号の種類」の▼をクリックすると、連続番号の書式を「一」や「①」といった算用数字以外の数字に変更することができます。
設定後は「OK」ボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じると、作成した段落番号が表示されます。
なお、一度作成した段落番号は、「段落番号」ボタン右の▼をクリックして表示される一覧に追加されます。したがって、次回からはここから選択するだけで同じ「Point●」を選べるようになります。
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