箇条書きがぎっしりと詰め込まれてスライドが読みづらい
PowerPointのスライドでは、箇条書きの項目数が増えると、文字サイズを縮小して、自動的にプレースホルダ内に収める仕組みになっています。この仕組みのおかげで、たくさん文字を入力しても、プレースホルダから文章がはみ出す心配がなくなるわけですが、小さな文字でぎっしりと表示されたテキストは、スライドショーで見たときに決して読みやすいものではありません。
そこで、今日は、項目数の多い箇条書きを、読みやすくゆとりをもって見せる方法を紹介します。
この例のように短い項目ばかりが並ぶ箇条書きでは、スライドの右に空きができますね。そこで、その空いた部分に文字を流し込んで2段組みにしてみましょう。
プレースホルダ左下に表示されたスマートタグをクリックし、「スライドを2段組みに変更する」を選択します。
これで、箇条書きがプレースホルダ内で2段組みになります。
文字が大きくなり、スペースにもゆとりができて読みやすい印象ですね。短い語句ばかりを列挙する箇条書きスライドにお勧めです。
なお、PowerPoint2003では、2段組みにはなりますが、テキストは左の段にまとめて表示されたままになります。そのため、2段組みに変更してから、箇条書きテキストを個別に右の段に移動する必要があります。
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