表を解除して中の文字を取り出したい
Wordで文書を作っているときに、表に入力した内容を通常の文章に形を変えて再利用したいと思ったことはないでしょうか。
こういう場合、表のセル内の文字列を選択して「切り取り」、「貼り付け」を実行すれば、文章を個別に取り出すことができますが、表自体を残す必要がない場合は、「表の解除」がおすすめです。「表の解除」を実行すると、表の罫線の枠組みを削除して、中の文章だけをそっくり残すことができます。
実際にやってみましょう。
まず、表内をクリックし、「レイアウト」タブの「データ」グループにある「表の解除」をクリックします。(2003では、「罫線」メニュー→「変換」→「表の解除」と選択します。)
表示されるダイアログボックスでは、「文字列の区切り」欄で列の境界を示す編集記号を指定します。ここではタブ記号を選択していますが、カンマなど他の記号にすることも可能です。済んだら「OK」ボタンをクリックします。
表が解除され、中の文字列だけが表示されました。列の区切りはタブ記号に置き換えられているのがわかりますね。これで邪魔な罫線がなくなったので、文章の編集作業がしやすくなります。
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