図表専用の目次(図表目次)を作成したい
長文の報告書や論文といった複数ページに渡るドキュメントをWordで作成する場合、目次をつけるのが一般的ですね。
ドキュメント内に表、グラフ、図などが複数掲載される場合は、通常の目次とは別に、図表専用の目次を入れておくと参照しやすいドキュメントになります。
図や表専用の目次を表示するには、「図表目次」機能を使いましょう。今日はその方法を紹介します。
まず、あらかじめ図表やグラフには図表番号を挿入しておきます。手順については、前回の記事を参照してください。
図表目次を挿入したい位置にカーソルを移動して、「参考資料」タブをクリックし、「図表」グループの「図表目次の挿入」をクリックします。(2003の場合は、「挿入」タブ→「参照」→「索引と目次」をクリックします。)
表示される「図表目次」ダイアログボックスで「図表目次」タブをクリックします。
「図表番号のラベル」の▼をクリックして、「図」「表」など、図表番号のラベルを選択します。なお、異なるラベルを1つの目次にまとめることはできません。一般的には「図」か「表」のどちらかを選択します。済んだら「OK」ボタンをクリックします。
これでカーソル位置に図表目次が挿入されました。ここでは表の目次が表示されています。図のほうも目次が必要な場合は、「図表番号のラベル」を「図」にして同じ操作を繰り返すと、冒頭の完成例のように図専用の目次も追加されます。
<関連記事>
・図や表に番号付きの小見出し(図表番号)を表示したい
http://ciao.aoten.jp/ciao/2012/10/post-492b.html
・図形で作成した地図を画像として別に保存したい
http://ciao.aoten.jp/ciao/2012/08/post-aa55.html
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