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2013年4月18日 (木)

Word2013では、余白や段落にぴったり揃えて図を配置できる(配置ガイド)

クリップアートや写真、図形などを文書に入れた際、ドラッグして配置を調整するのが一般的ですね。Word2013では、これらのオブジェクトを、余白や文章の先頭にぴったり揃えて配置できるようになりました。
操作はこれまでと同じように、普通にドラッグするだけでOKです。初期設定では、揃えるポイントに近づくと「配置ガイド」と呼ばれる黄緑色の補助線が自動的に表示され、その線に吸い付くようにオブジェクトが動きます。
「配置ガイド」で揃えることのできるポイントは次の3点です。
(1)余白の位置に揃える

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余白の境界ぴったりに画像や図形を配置したいときに使いましょう。
上下左右の余白近くにドラッグすると、余白と編集領域(文字を入力できる領域)の境界に配置ガイドが現れます。
文書ウィンドウの四隅の余白マーカーに重ねるようにすれば、文書の上下左右の角にきっちり画像を配置するといったことも簡単にできます。

(2)段落の先頭行に揃える

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文章に関連するイラストなどを、その文章の段落と揃えて見せたいときに便利です。
ドラッグ中の図形の端が段落の開始行の上端に近づくと、配置ガイドが表示されるので、それを目安に配置します。

(3)ページの上下・左右の中央に配置する

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大き目の画像などをページ中央に偏りなく配置したいときに役立ちます。
ドラッグ中のオブジェクトがページの上下中央や左右中央に来たときに配置ガイドが表示されます。上の例では、上下と左右の両方の中央に配置しています。

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なお、これらの配置ガイドは、初期設定で有効になっているので、特に設定をしなくてもすぐに利用できます。
有効かどうかを確認したいときは、「ページレイアウト」タブ→「配置」グループの「配置」ボタンをクリックします。「配置ガイドの使用」にチェックが入っていれば設定は有効で、初期設定ではこのチェックはオン(入った状態)になっています。

<関連記事>
・Office 2013で、クリップアートの挿入ボタンが見当たらない
http://ciao.aoten.jp/ciao/2013/04/office-2013-1d9.html

・図形で作成した地図を画像として別に保存したい
http://ciao.aoten.jp/ciao/2012/08/post-aa55.html

コメント

このガイド機能って複数のオブジェクト配置に使えるのかと思ったら使えないじゃん。
MacのPagesやAdobe製品みたいなガイド機能でないと効率悪いよ。やっぱOfficeはダメだね。

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