設定したタブ位置をすばやく削除したい
タブ機能では、揃える位置を6文字目、20文字目のように、自分で独自に設定することができます。自分で設定したタブ位置をすべてクリアしたい場合は、すばやく操作できる裏ワザがあるのです。今日はその方法を紹介します。
まず、タブ位置を設定した段落をまとめて選択しておきます。すると、ルーラーには、自分で設定したタブ位置がタブマーカーで表示されますね。ここにマウスポインタを合わせてみてください。「左揃えタブ」のように、設定したタブの種類が表示されたら、タブマーカーをルーラーの外までドラッグします。(下にドラッグすると簡単です。)
これで、タブマーカーが消え、そのタブ位置が解除されます。同様にして、ルーラーに残っているタブマーカーをすべてルーラーの外にドラッグしましょう。
ルーラーにあったタブマーカーがなくなり、設定したタブ位置がすべて削除されました。
ただし、文中で「Tab」キーを押したときにできた空きはそのまま残ります。
これを削除するには、「Tab」キーを押した位置にある編集記号の「→」を個別に削除しましょう。
なお、最後に、本来の手順をご参考までにご紹介します。
設定したタブ位置をすべて削除するには、段落を選択し、「ホーム」タブの「段落」グループのダイアログボックス起動ツールをクリックして、「段落」ダイアログボックスを表示します。次に、「すべてクリア」ボタンをクリックし、画面が最後に「OK」をクリックします。
多くのダイアログボックスを経由しなければならないため、ルーラーを使った前述の手順のほうが効率的ですね。
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