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2013年11月 7日 (木)

設定したタブ位置をすばやく削除したい

Wordのタブ機能を使うと、文の途中で、文字の位置を揃えることができます。
下の図の例のように、項目と項目の間を離して、内容を見やすく示したい時に使うと有効ですね。
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タブ機能では、揃える位置を6文字目、20文字目のように、自分で独自に設定することができます。自分で設定したタブ位置をすべてクリアしたい場合は、すばやく操作できる裏ワザがあるのです。今日はその方法を紹介します。

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まず、タブ位置を設定した段落をまとめて選択しておきます。すると、ルーラーには、自分で設定したタブ位置がタブマーカーで表示されますね。ここにマウスポインタを合わせてみてください。「左揃えタブ」のように、設定したタブの種類が表示されたら、タブマーカーをルーラーの外までドラッグします。(下にドラッグすると簡単です。)

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これで、タブマーカーが消え、そのタブ位置が解除されます。同様にして、ルーラーに残っているタブマーカーをすべてルーラーの外にドラッグしましょう。

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ルーラーにあったタブマーカーがなくなり、設定したタブ位置がすべて削除されました。
ただし、文中で「Tab」キーを押したときにできた空きはそのまま残ります。
これを削除するには、「Tab」キーを押した位置にある編集記号の「→」を個別に削除しましょう。

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なお、最後に、本来の手順をご参考までにご紹介します。
設定したタブ位置をすべて削除するには、段落を選択し、「ホーム」タブの「段落」グループのダイアログボックス起動ツールをクリックして、「段落」ダイアログボックスを表示します。次に、「すべてクリア」ボタンをクリックし、画面が最後に「OK」をクリックします。
多くのダイアログボックスを経由しなければならないため、ルーラーを使った前述の手順のほうが効率的ですね。

<関連記事>
・切り取り線をさっと入れたい
http://ciao.aoten.jp/ciao/2006/10/post-d301.html

・Wordで改行すると前の行の書式がそのまま残ってしまう
http://ciao.aoten.jp/ciao/2009/09/word-5848.html

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