任意のタブ位置がおかしくなった
今日はWordのタブ機能のトラブルを紹介します。
タブを設定すると、文字位置を文の途中で任意の位置に揃えることができますね。
Wordの文書で、何も設定を変更していないはずなのに、気が付くと、以前に設定しておいたタブ位置が変わっていて、揃っていたはずの文字がばらばらになってしまっていたという経験はないでしょうか?
これは、ルーラー上でうっかりクリックして、タブマーカーを増やしてしまっている可能性があります。
これは、次のようにして確かめることができます。
タブのレイアウトがおかしくなってしまった段落内(ここでは、1行目の「開始時間」で始まる段落)にカーソルを置き、ルーラーに表示されたタブマーカーの位置を確認しましょう。
最初から設定したタブ位置のほかに、見覚えのないタブ位置がありませんか?
実は、ルーラーは、タブ位置をクリック操作で設定できる場所でもあるのです。
ルーラー上でクリックすると、その位置に任意のタブ位置が追加されます。ところが、これを知らずにクリックした場合は、意図せず任意のタブ位置を増やしてしまうことになるわけです。
任意のタブ位置を余分に設定すると、タブキーで揃える位置がずれてしまい、レイアウトがおかしくなってしまいます。
このような場合は、不要なタブマーカーをルーラーの外にドラッグしましょう。これでそのタブ位置が削除され、レイアウトが正常に戻ります。
<関連記事>
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