スライドショー終了時に「インク注釈を保持しますか」と聞かれないようにしたい
PowerPointのスライドショーでは、ペン機能を利用すると、参加者の注意を促すのに役立ちます。スライド中の見てほしい箇所をペンで囲む、といった使い方をするわけですね。
ところが、ペンを利用すると、スライドショー終了の黒い画面が出たときに、「インク注釈を保持しますか」というメッセージが表示されます。
しかしながら、実務では、ペン機能で描いた線を残したいと思うことは稀ではないでしょうか。このメッセージで「破棄」ボタンを選択すれば、ペンは残らずに削除されますが、このメッセージ自体を表示されないように設定してしまうことも可能です。
これは、オプション画面で設定します。
まず、「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。

「オプション」ダイアログボックスが開いたら、左の一覧で「詳細設定」をクリックし、「終了時に、インク注釈を保持するか確認する」のチェックを外します。「OK」ボタンをクリックすると、PowerPointの設定が変更され、以降は、スライドショー終了時に、冒頭で紹介したメッセージは表示されなくなります。ペンで描いた線は、スライドショー終了と同時に削除されるようになります。
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