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2014年8月15日 (金)

左右に広がる横棒グラフ(バタフライチャート)を作成したい(4)

4回に分けてバタフライチャートを作成する手順を紹介しています。今回は最終回です。
操作はこちらから続いていますので、順番にご覧ください。
こちらではPowerPointでグラフを作成する手順をご紹介していますが、ほぼ同様の手順でExcelでも作成は可能です。
 
なお、今回はいよいよ最終回。作成途中のバタフライチャートを下の図のように完成させましょう。
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A市とB市、二つの系列の横棒グラフ外側に数値を表すラベルを表示して、さらに、目盛線を非表示に設定し、すっきりと見やすく仕上げます。
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グラフを選択し、「レイアウト」タブ→「ラベル」グループの「データラベル」をクリックし、「その他のデータラベルオプション」を選択します。
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表示された「データラベルの書式設定」ダイアログボックスで、「ラベルオプション」を選択し、「ラベルの内容」で「値」にチェックを入れます。さらに「ラベルの位置」で「外側上」を選択し、「閉じる」ボタンをクリックします。
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これでデータラベルが表示されました。ところが、B市の数値はマイナスを付けて元の表に入力した負の数であるため、当然、データラベルの数値もマイナスになってしまいますね。そこでラベルに表示形式を設定して、正の数として表示しましょう。
任意のラベル上で右クリックし、「データラベルの書式設定」を選択します。
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表示された「データラベルの書式設定」ダイアログボックスで、「表示形式」を選択し、「分類」で「ユーザー設定」にチェックを入れます。さらに「種類」に表示された「#,##0;#,##0」を選択し、「閉じる」ボタンをクリックします。
ちなみに「#,##0;#,##0」とは、数値が正の数、負の数どちらの場合も、「123人」のように単位「人」を付けて正の数として表示する、という意味です。
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最後に、横棒グラフの背景に表示された縦の目盛線を非表示に設定しましょう。
グラフを選択し、「レイアウト」タブ→「軸」グループの「目盛線」をクリックし、「主縦軸目盛線」から「なし」を選択します。
これで、冒頭の完成図のようにバタフライチャートが完成します。
いかがでしたか?バタフライチャートは二つの要素を対比させたい場合に役立つグラフです。機会があればお試しください。

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