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2014年12月20日 (土)

中綴じの冊子をWordで作りたい(1)

先日、中央部分をホチキスで止めた、いわゆる中綴じ印刷の冊子を作る機会がありました。
その時、初めてWordでこれを作ってみたのですが、予想以上のできばえに我ながら嬉しくなってしまいました。
 
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そこで、こちらのブログで作り方をご紹介しようと思います。
お仕事で、プライベートで冊子を作る機会があればぜひご利用ください。少々手順が長くなりますので2回に分けてご紹介します。今回、次回の記事と続けてお読みください。
 
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まず、冊子の原稿を作る前にページ設定をします。
ここでは、A4の紙に印刷をするものとします。左右中央で二つに折るので、できあがる冊子のサイズはA5になりますね。
「ページレイアウト」タブをクリックし、「ページ設定」グループのダイアログボックス起動ボタンをクリックします。
  
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「ページ設定」ダイアログボックスが開きますね。
なお、用紙サイズは印刷する用紙のサイズであるA4にしておいてください。
「余白」タブを選択し、「印刷の形式」から「本(縦方向に谷折り)」を選択します。
  
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すると、上記の部分の設定が連動して自動的に変わります。
まず、左右の余白が「内側」と「外側」に変更されます。内側の方が外側よりも余白が大きいのは、綴じた際、版面が中央に寄らないために調整しているからです。余白の数値は変更できますが、この点に注意して、「内側」の余白は「外側」よりも大きめに取っておくべきでしょう。
なお、印刷の向きは「横」に変更され、「1冊あたりの枚数」が「すべて」と設定されます。
サンプルのイラストも見開きの冊子の絵に変わりますね。以上を確認したら、「OK」ボタンをクリックしましょう。
これで冊子としての設定は終了です。
次回の記事に続きます。
 
<関連記事>
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