冊子として印刷するためのページ設定が終わりました。

では、原稿を書きましょう。
　　

　　
まず、ウィンドウに表示された用紙サイズは、印刷時の1ページ分、つまり、印刷用紙サイズの半分になります。この例では、A4の紙に印刷し、できあがりの冊子はA5サイズになるため、画面に表示されたのはA5サイズの用紙というわけです。

　　
この状態で、あとは通常通りに文章や図を入れて原稿のレイアウトを作りましょう。

なお、文章が横書きの場合、冊子は左開きになり、縦書きの場合は、反対に右開きになります。
　　

また、A4用紙1枚を左右の半分で折って、その両面に印刷するわけですから、1枚の紙が冊子の4ページ分に相当します。したがって、原稿のボリュームは、全体ページ数が4の倍数になるように調整してください。
　　

　　
冊子を印刷する時は、「ファイル」タブをクリックし、「印刷」を選択して、「手動で両面印刷」を選択します。「印刷」ボタンをクリックすると、表面の印刷が実行されます。
　　

　　
片面の印刷が終了したら、用紙を裏返してプリンターに再度セットし、表示されたメッセージの「OK」ボタンをクリックします。これで裏面の印刷が実行されます。
 

できあがった原稿を重ねて左右中央で折り、ホチキスで留めれば完成です。
なお、余談ですが、普通のホチキスは、ヘッド部分が用紙の中央に届かないため使えません。私はヘッド部分が90度回転する中綴じ印刷用のホチキスを使いました（数百円で買えます）。興味のある方は、「ホチキス　中綴じ」で検索されるとよいでしょう。参考になさってください。

 
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