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2015年4月22日 (水)

英文が続く行の中で、単語間の空きを均等にしたい(ハイフネーション)

今日は、Wordで英文を入力するときに、知っておきたい現象についてお話しします。
英文を入力するときは、単語と単語の間には、半角のスペースを入れますね。
ところが、Wordの画面や印刷物では、下の画像の赤字部分のような長い単語が入りきらずに次の行の先頭にまるごと送られると、その上の行では、単語間のスペースが、他の行に比べて大きく空いてしまうことになります。
下の画像では、赤い下線を引いた行では、単語と単語の間の空きが、明らかにほかの行よりも大きいのがわかりますね。
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このように、行によって単語間の間隔にばらつきが出るのが気になる場合は、「ハイフネーション」という機能を使いましょう。
 
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「ハイフネーション」という言葉は、英文を扱う機会の多い方はご存じかもしれません。
長い単語の途中にハイフンを入力することで、ひとつの単語を2行にまたがって表示させる仕組みのことです。
このハイフネーション機能は、初期設定では使われておらず無効になっています。これを有効に切り替えるには、「ページレイアウト」タブをクリックし、「ハイフネーション」から「自動」を選びます。
 
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これで、ハイフネーションが有効になりました。Wordが自動的に、行頭に来る長い単語をハイフンで区切って配置を調整してくれるのです。
上の例では、赤文字で表示した単語が、ハイフンで区切って2行に渡って表示されています。
これにより、単語間のスペースが先ほどよりも狭くなるため、他の行と比べても違和感はなくなりますね。
なお、ハイフネーションを無効に戻すには、「ページレイアウト」タブをクリックし、「ハイフネーション」から「なし」を選びます。
ハイフネーションは「有効」「無効」を切り替えると、ファイル全体に対して設定されます。
   
<関連記事>
・Wordで気が付くと「上書きモード」になり、既存の文字が削除されてしまう
   
・スペース位置で単語が2行に分割されないようにしたい
 

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