基本的な統計データをまとめて見たい(2)
分析に使いたい統計データのファイルを開いておき、「データ」タブの「データ分析」をクリックします。
※「データ分析」ボタンは、前回の記事の手順で「分析ツール」アドインを追加しないと表示されません。
「基本統計量」を選んで「OK」をクリックします。
上の設定画面が表示されたら、ここが肝心です。次の①から順番に内容を指定しましょう。
① 分析したいデータが入力された範囲を、セルを選んで指定します。
② データの入力方向を指定します。この例のように縦方向なら「列」、横方向なら「行」ですね。
③ 先頭行に列見出しが入力されている場合、ここにチェックを入れます。
④ 分析結果の出力先を選びます。「新規シート」でよいでしょう。
⑤ 「統計情報」以下4点にチェックを入れてください。これで主だった統計データが表示されます。
⑥ 「OK」をクリックして画面を閉じます。
これで、新しいシートに、指定したセル範囲に含まれるデータの分析結果が表示されます。
平均、標準誤差、中央値、最頻値、最大値、最小値などの項目がまとめて求められるので、ひとつずつ関数で計算していた方は、こちらを使うと格段に速いですね。
また、こういった分析ツールの機能を深く知るためには、「ビジネス統計スペシャリスト」資格の取得も有効です。皆さんの業務や学習にぜひお役立てください。
また、こういった分析ツールの機能を深く知るためには、「ビジネス統計スペシャリスト」資格の取得も有効です。皆さんの業務や学習にぜひお役立てください。
・ビジネス統計スペシャリスト 公式サイト
<関連記事>
・基本的な統計データをまとめて見たい(1)
コメント