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2015年7月 7日 (火)

基本的な統計データをまとめて見たい(2)

こちらは、前回の記事の続きです。
  
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「分析ツール」の中の「基本統計量」機能を使うと、平均、中央値、最頻値といった基本的な統計データを一括で求めることができるのです。
今日はその方法を紹介します。

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分析に使いたい統計データのファイルを開いておき、「データ」タブの「データ分析」をクリックします。
※「データ分析」ボタンは、前回の記事の手順で「分析ツール」アドインを追加しないと表示されません。
  
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「基本統計量」を選んで「OK」をクリックします。
   
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上の設定画面が表示されたら、ここが肝心です。次の①から順番に内容を指定しましょう。
① 分析したいデータが入力された範囲を、セルを選んで指定します。
② データの入力方向を指定します。この例のように縦方向なら「列」、横方向なら「行」ですね。
③ 先頭行に列見出しが入力されている場合、ここにチェックを入れます。
④ 分析結果の出力先を選びます。「新規シート」でよいでしょう。
⑤ 「統計情報」以下4点にチェックを入れてください。これで主だった統計データが表示されます。
⑥ 「OK」をクリックして画面を閉じます。
   
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これで、新しいシートに、指定したセル範囲に含まれるデータの分析結果が表示されます。
平均、標準誤差、中央値、最頻値、最大値、最小値などの項目がまとめて求められるので、ひとつずつ関数で計算していた方は、こちらを使うと格段に速いですね。
また、こういった分析ツールの機能を深く知るためには、「ビジネス統計スペシャリスト」資格の取得も有効です。皆さんの業務や学習にぜひお役立てください。
   
・ビジネス統計スペシャリスト 公式サイト
 
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・基本的な統計データをまとめて見たい(1)

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