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2015年9月11日 (金)

入力規則のリストを2段階に絞り込みたい(2)

※こちらの記事は前回の続きです。(1)からご覧ください。
  
では、次はいよいよセルに入力規則を設定してみましょう。
 
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まずは、部名を選択するリストを設定します。
セル(ここではC4)を選び、「データ」タブをクリックして、「データの入力規則」をクリックします。
  
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設定画面が開いたら、「入力値の種類」に「リスト」を選択します。
次に、「元の値」の欄をクリックしてから、部署名のリストを入力したシートを選び、リストの1行目に入力した部名のセルを選択します。
これらのセル番地が「元の値」に表示されるのを確認後、「OK」をクリックします。
  
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これで、セルC4には、部名を選択できるリストが設定されますね。
次に、ここで選んだ「部」に対応する「課・チーム名」を選択するリストをセルC5に設定しましょう。
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「課・チーム名」を入力するセルC5を選び、「データ」タブをクリックして、「データの入力規則」をクリックします。
設定画面で「入力値の種類」に「リスト」を選択します。ここまでは先ほどと同じですね。
次に、「元の値」の欄にINDIRECT関数を入力します。
INDIRECT関数は、指定した文字列をセル範囲として認識し、そのセルにある内容を表示してくれる関数です。引数には、リストから部名を選んで入力するセルC4を指定し、「=indirect($C$4)」と入力します。
「OK」をクリックすると、設定完了です。
  
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このように設定すると、C4セルに入力された「人事部」などの部名をINDIRECT関数が「名前」として認識するため、前回設定したそれぞれの名前のセル範囲を「課・チーム名」のリストとして表示してくれるのです。
C4セルの部名を変更すると、それに応じてC5セルのリストの内容が変わることがわかります。ご利用ください。
なお、今回紹介した「名前」は、MOS資格の試験範囲にもなっている機能です。MOSの資格取得を通して、さまざまな機能の知識を身に着けることができます。MOSについてはこちらをご覧ください。
 
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