面グラフの奥にある系列が見えなくなってしまう
2016年最初の記事になります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
Excelで作成できるグラフに「面グラフ」があります。
これは折れ線グラフを下に伸ばして壁にしたものとイメージすると分かりやすいでしょう。
壁の上の折れ線部分では時間の経過による変化を、そして壁の面積で全体の量を強調することができます。
下の例では、四半期ごとの売上の変化を面グラフで表しています。
売上額の推移と共に、1年を通した売上の総額を面の広さで比較できますね。
下の例では、四半期ごとの売上の変化を面グラフで表しています。
売上額の推移と共に、1年を通した売上の総額を面の広さで比較できますね。
こんなときは、手前の系列の塗りつぶしを半透明にすれば、奥が透けて見えるようになります。今回はその方法を紹介します。
最前面の黄色い系列の上で右クリックします。次に、表示されるショートカットメニューから「データ系列の書式設定」を選択します。
右側に開く「データ系列の書式設定」ウィンドウで、①塗りつぶしボタンをクリックして、②「塗りつぶし」をクリックします。③「塗りつぶし(単色)」を選択すると、④下に[透明化]というスライダーが表示されます。この縦棒の部分にマウスポインタ―を合わせて右にドラッグすると、黄色い塗りつぶしが半透明になります。
⑤これで、奥にある赤い系列が見えるようになりましたね。
このようなOfficeの操作スキルを証明するには、MOSの資格取得をおすすめします。
今回紹介したグラフの操作手順は、ExcelのMOSの試験範囲に含まれます。
MOSについての詳細は、こちらをご覧ください。
なお、Office 2016版での試験についての最新情報は、下記の公式サイトでご確認ください。
<MOS公式サイト>
また、学生の皆さんが受験される場合は、お得な学割制度もあります。
<MOS・学割>
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