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2009年8月28日 (金)

小国施主学校 蔵のある住まい

阿蘇 小国での「小国施主学校」。

戻って早々大阪出張や福岡市内めぐりで、あっという間のほぼ一週間経過。

小国での凛としたさわやかな空気も静けさもない生活に逆戻りしています

今回、小国でたくさんの木造住宅を見せていただきました。

築100年以上の古民家も多く、驚くほどに立派でずっしりとした住宅なのです。

もちろん、地域特産の小国杉の家ですよ

こちらは蔵。(家ではありません

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母屋の外にある蔵。こちらは、昔は米蔵に使っていたとか。

Tate200y3303dsc01750

木戸の入口。外壁との間にもう一枚、白壁の扉があり、火事の時にはすべての白壁の扉を閉めれば燃えない仕組み。といっても、高窓とこの出入り口だけしかない。白壁の蔵は、火事に強いわけですね。

Tate200y3303dsc01745

蔵は二階建て。二階に上がる木造階段の天井をふさいでいるのは、ねずみよけのため。

一階には食器類などを置いて、二階に米などを保管することで、ねずみの被害から米を守ったのですね。うちのワンパク愛犬も、これならバリアを張れるんですが・・・。

ない! 我が家には・・・。

Tate200y3303dsc01740 日本昔話に出てくる「蓑」。

すっご~い!

本物!!

さすが築100数十年の蔵

実は、商品の保管にはかなり気を使うところですが、先人の知恵はすごいですね。風通しもよく、火事もねずみも台風も、自然ときっちり向き合った暮らしをしていたわけですから。木造って、意外なほどに耐久性もよく、エコなんですね。

次回は、蔵を改造してたカフェをご紹介します。

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