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最後に中国に渡航して4ヶ月が経ちました。
お役所がらみの見本市や商談会に出ることが多いので、
例年、1～4月頃までは海外出張はほとんどありません。
その間に、新年度の準備を進めるという意味では、まるで「アリとキリギリス」。
アリとキリギリスのうちの「アリ」の方です。
今まで3年間の活動で計画を練ってきた業務マニュアルをただ今作成中です。
本当はもっと早く作るべきだったのですが、
やはり「経験」と「時間」が必要です。
頭の中、胸の中に渦巻いていたいろいろな思いやノウハウを、
今年は一気に紙（マニュアル）に落とし込む予定です。
結構つらい作業ですが、
今年は7月から始まる海外展開に向けてやるしかない（涙）。
4月ももうすぐ後半。
まだ一年の事業計画が具体的に進み始めていないこの時期は、
一年で一番不安になります。
どうしてもパソコンの前で「考える」作業が多くなるので、
先の見通しが見えにくくなり、不安になるのです。
特に今年は、階段を一段上がる時期で、
惰性で階段を駆け上がることができません。
白紙に絵を描く、つまり新しいステージでの事業計画を作る作業が多いのです。
新年度がスタートし、新聞では異動の情報満載です。
当社の決算は12月なので、2月末に駆け込みで申告。
個人所得税の確定申告も終わり、今は新年度の準備をしています。
今年は、年頭から取材が多く入っています。
JETROのテレビ番組「世界は今」でも、台湾商談会がらみで取材を受けました。
2月12日放送済ですが、インターネットで見られます。
昨年の11月から継続している台湾の企業との商談は、
粛々と進んではいるものの、まだまだ時間がかかります。
1年前に取引を開始した香港企業とは、
今年、本格的な取り組みを始める初年度になります。
2011年に上海からスタートしましたが、中国メインランドはまだ時間がかかります。
海外を目指すということは、本当にすごく時間がかかりますね。
まず自社が変わる必要があり、こちらも現在進行形です。
それでも海外展開の第一歩は、香港からスタートしました。
国際標準を目指し、日本標準を同時にクリアするというのが、私の基本的な考えです。
3年前は呆れられましたが、最近では海外で意欲的に展開しているおかげで、
ずいぶんと存在感が増しているようです。
経験者もいない社内で、道なき道を切り拓く作業は並大抵ではありませんが、
確実な進歩は実感できます。けもの道を突き進む感じでわくわくします（笑）
だから起業は面白いんですね～。
